1/32 ロシア女性パイロット


ペイント作品です。 マスターボックス1/32 『Famous Pilot WWⅡ kit1』 からロシア(ソビエト)の女性パイロットをチョイスしました。


例によってキットをストレート組みしてパーティングラインを落としただけで、一切の改造を加えず、塗装のみで仕上げました。


このフィギュアは世界で二人しか居ない女性エースパイロットの一人、『スターリングラード白薔薇』 リィディア・リトヴァク中尉をモデルにしていますが... キットはあんまり似てませんね(;´∀`) なのでワタシも完全にフリーで塗らせてもらいました。


このフィギュア、実は正面からこのくらいの角度まではカワイイんですけど・・・


横から見ると、あー残念お腹がっ というプロポーションなんです(^^ゞ ご本人は写真によってはごっつい体格にも見えるんですが、これはないかなぁ。 以前に塗った「ライターでタバコに火をつけてあげるLuftwaffeパイロット氏」と同じ傾向の出っ尻プロポーションなんで原型師さんのクセなんでしょうかね。


後ろ姿はまた綺麗なんですよね。シワもなかなかいい感じに彫刻されてます。 改修するなら、お腹を引っ込めるだけで全体に良い感じになるのではないかと思います。


塗装は例によって目を油彩、肌をファレホ、服をアクリラガッシュで塗ってます。 目を大きく描いて、口は造型を利用しつつ口元を緩めるように描き込み、耳は完全にモールドがないので凹凸はダマシ絵的描き込みです。 服のカーキ色はアクリラガッシュの原色で白と黒を使わずに混色し、階調して、ヨーロ塗りっぽく仕上げてみました。

プロパガンダ宣材風カット(^^ゞ

こんなに現代風の化粧をした大戦中のパイロットがいたとは思えませんが、ハリウッド映画化されたらこんな感じになるのかなとイメージして塗ってみました。  にしてもちょっとハリウッド女優チックにし過ぎましたかね。 レシプロ戦闘機に乗っているというよりパシフィック・リムのイェーガーに乗ってそう(^^ゞ


自分もスラブ系美人のロシア女性パイロットを造形してみたくなりましたねぇ。 でも合わせる飛行機がな(;´∀`)